会社という組織形態の歴史を読むと、欧州の初期の貿易会社は一回の航海ごとに積荷(商品)も船(仕事道具)も一切すべて現金化して、それらを出資者に分け前として配分して解散していたそうだ。こうした組織のことを継続企業 going concern ではなく当座企業と呼ぶこともあるという。なぜならば、このように一回の航海ですべて清算をおこない組織として解散してしまう企業には継続性がなく、最初から終わりがあることがわかっているからである。言い換えれば、当座企業には寿命がある。当座企業の場合、出資者たちは航海の完了と清算でいい結果が聞けることを心待ちにするうことができる。航海の途中で追加出資することは(その船に自分自身も乗り組んでいるのでなければ)原則難しいだろうし、最初に出資すると決断した後はせいぜい航海の無事を祈るばかりである(これは要するに遠くにある船に対して、航海中は何もできないことの言い換えである)。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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待つことができるのは終わりがあるから
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