「コンサルティング業界の人気は高まり続けているのに、誰もコンサルティング業界のことを理解できていない」──。そう嘆くのは、コンサルティング業界に特化したエージェントとして、17年間転職支援をしてきた久留須 親(くるす ちかし)氏だ。久留須氏はコンサルティングファーム志願者の「駆け込み寺」として、マッキンゼー、BCGなどの経営戦略系ファーム、そしてアクセンチュア、デロイトなどの総合系ファームに、多くの内定者を送り出してきた。著書『「コンサルティングファームに入社したい」と思ったら読む本』では「ファームに入社した人の共通点」「具体的にどんな対策をすれば受かるのか」「入社後活躍する人とは」などについて、史上初めて実際に入社した3000人以上のデータを分析し「ファクトベース」で伝えている。「コンサルティング業界への転職を考えている」という人はもちろん、「キャリアチェンジを考えたい」さらに「コンサルタントのスキルが気になる」という人まで役立つ一冊だ。
今回は、本書の内容から一部を抜粋・編集し、入社後「すぐに一人前になれるコンサルタント」と「なかなか成果を出せないコンサルタント」の違いについて紹介する。
Source: ダイアモンドIT
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