イノベーションを生み出すため業界を超えたコラボレーションが、あらゆる企業や組織で必要になっている。だが、こうした業際型チームでは畑違いの専門知識や価値観が混ざり、それが要因となって問題が起き、成果を出すのが難しくなっている。この課題を克服するには、メンバーがお互いのことをきちんと理解してそれぞれの見識を生産的に共有できるように、リーダーが働きかける必要がある。それが本稿で明らかにする「4つの慣行」すなわち、(1)順応性のあるビジョンを育てる、(2)心理的安全を実現する、(3)専門知識の共有を促進する、(4)エグゼキューション・アズ・ラーニング(実践しながら学ぶ姿勢)を推進する、である。この4つの慣行の有効性と実際に適用する際のコツを、具体例を交えて詳述していく。
Source: ハーバード
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