2024/03/14の日経新聞を読んで
ネット銀行や大手銀行が、夫婦で住宅ローンを借りる「ペアローン」の開拓に力を入れ始めた。PayPay銀行やりそな銀行は2024年、加入者が死亡やがんなどで返済ができなくなった場合に、配偶者のローンも含めて残高をゼロにする団体信用生命保険(団信)を導入する。通常の団信よりも上乗せ金利は大きくなるが、増える夫婦共働き世代に照準を当てた商品で顧客を獲得する。記事を要約すると共に所感を述べたい。ペアローンは、夫婦が互いに相手の連帯保証人になる場合が多い。都心部などの住宅価格が高止まりする中で、単独では手が届きづらい物件を購入する目的で利用が増えている。従来の団信では片方が死亡や病気などで返済が難しくなった場合、保険が適用されるのは働けなくなった人だけだ。配偶者のローン残債は残る。PayPay銀行は6月、ペアローン向けの団信として新たに、死亡やがんで配偶者の残債までゼロにする保険の提供を始める。通常の団信よりも上乗せ金利は大きくなるが、配偶者のリスクまでカバーすることで需要を取り込む。りそな銀行と埼玉りそな銀行も10月から、がんと診断された際などに本人と配偶者が抱えるローンの残高をゼロにするペアローン向け団信の提供を始める。夫婦のいずれかががんになった場合や死亡時に世帯で返済に窮する事態を防ぐ。三井住友トラスト・資産のミライ研究所の23年の調査によると、20~29歳では22.2%がペアローンを
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