note47 メディアに取り上げてほしいが、どうしたらいいか(前編)
私は長くテレビ局員でしたので、取材側の心理がよくわかるのです。「ここに取材を申し込もう」と。 私が一番相談されることがこの件です。「テレビに取材に来てほしいが、お金をいくら出せば来てくれますか?」結論から言えば、お金の問題ではありません。むしろお金を出すというと、メディア側は引いてしまいます。 もし莫大なお金があるなら、CMを出すのがまっとうなやり方になります。しかし、キー局でやるとなれば、放送枠料金、CM制作費、タレント出演料など、1億円、2億円などあっという間に出ていきます。企業から「キー局でCMをやりたい」と相談された場合、年商100億円以下の企業にはお勧めできません。もちろん、ここぞと勝負するタイミングは有りますので、機は逃さない方が良いとは思います。 中小企業にとって、お金ではなく、知力を使って、メディアを呼び寄せることが大事です。テレビ局側が来たい場合は、お金はかかりません。では、中小企業や個人商店がメディアに載るにはどうしたらいいでしょうか?以下のようなことを仕掛けるのが肝心です。 ● このnoteの項で「フライングはニュースになる」「異業種組み合わせで独自性」「お客に最もインパクトを与えるのはサプライズ」「何か日本一、日本初を作る」などが参考になります。要するに、「他にない、これまでにない、今だけ、ここだけ」の要素があって、なおかつインパクトがある物や事象がまず絶対
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