コロワイド、「チーズガーデン」「クリオロ」「グリンデルベルグ」などのブランドを有する日本銘菓総本舗を買収
「牛角」「かっぱ寿司」「大戸屋ごはん処」などの外食チェーン大手コロワイド3月1日、地域の銘菓や名産品の製造小売りを手がける日本銘菓総本舗の全株式を取得すると発表した。
投資ファンドのアドバンテッジパートナーズなどから4月1日付で取得する予定。株式の取得価額は公表していない。
日本銘菓総本舗は、地域銘菓・名産品関する事業承継のプラットフォームとして2018年6月に設立。「チーズガーデン」「グリンデルベルグ」の庫や、「クリオロ」のエコール・クリオロを傘下に抱える。地方店やECのほか、埼玉県深谷市の「ふかや花園プレミアム・アウトレット」、東京都港区の「麻布台ヒルズ」といった一等地にも旗艦店を出店している。
庫やが運営する「チーズガーデン」(画像はECサイトから編集部がキャプチャ)
コロワイドは日本銘菓総本舗の事業が今後も成長が期待できると判断。国内・海外を含めた出店による日本銘菓総本舗の事業成長を含め、コロワイドグループの既存事業における販売などでも新たな事業機会を創出し、企業価値を最大化する。
日本銘菓総本舗の2023年5月期における連結業績は、売上高が前期比27.8%増の59億3100万円、営業利益は同119.4%増の3億9500万円、経常利益は同170.0%増の3億5100万円、当期純利益は1億600万円(前期は2600万円の損失)だった。
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