世界中の組織がDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)を推進してきたが、経済の不確実性が高まり、企業がコスト削減を進める中、その取り組みは失速しつつある。しかし、多くの従業員がさまざまなストレスを抱えながら働き、なかでも有色人種や女性や障害者など歴史的に疎外されてきた人たちのエンゲージメントが低下している点を考慮すれば、足踏みは許されない。人種や性別や障害の有無を問わず、誰もが活躍できる環境を構築するために、企業は4つの「自由」を追求すべきだと筆者は主張する。従業員が職場で本当の自分でいることも、あえて周囲に埋没することもできるように、自分自身のあり方を選択できる環境をつくり出す必要がある。本稿では、企業が4つの自由を追求するための具体的な方策を示す。
Source: ハーバード
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