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人間が合理的だからこそ、組織の問題は起きる – オンライン

今回から「エージェンシー理論」(プリンシパル=エージェント理論とも呼ばれる)をひも解いていく。企業組織はすべてモラルハザード問題を抱えている。たとえば上司(プリンシパル)と部下(エージェント)間の「目的の不一致」「情報の非対称性」によって、エージェントがプリンシパルにとって不利益な行動を取りがちになる問題である。このモラルハザードのメカニズムとその対処法を考えるのが、エージェンシー理論の主目的だ。本稿は『世界標準の経営理論』(ダイヤモンド社、2019年)の一部を抜粋し、紹介したものである。
Source: ハーバード

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