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「視野を広げる」と「視座を高める」はつながっている①

今週、お客さまの幹部向け研修の第1回目のなかの一つとして、「視野を広げる」、「視座を高める」についてお話したところ、思いのほか(有難いことに)印象に残ったようで、研修後にもある参加者からは「これから視野を広げ、視座を高めたいと思います」というメールまで頂きました。そこで、その時お話しした、「視野を広げる」、「視座を高める」について書いてみたいと思います。 まず、「視野を広げる」というのは、具体的にどういうことなのでしょうか。それは、関心の幅を広げることだと考えています。会社のなかにいる人であれば、現在担っている業務や所属している組織だけではなく、担当外の業務や所属外の組織にも関心をもつ。もっといえば、会社全体に関心をもっていく。また、対象は組織の中だけにとどまりません。組織の外である社会、地域、国、海外と、もっと広い世界に関心をもつ。切り口はエリアだけにとどまらず、他業態や業種に関心をもつこともあります。こうしたことが、関心の幅を広げるということです。 それでは、関心の幅を広げるためには、何をすべきなのでしょうか。それは「とにかく、インプット、つまり多くの情報を取得すること」だと考えています。はっきり言って、現状の自分の頭にあるものだけでは、その関心の幅は「これまで関心があったもの」から広がることはありません。人間は、外部からの情報を受け入れて初めて関心の幅が広がるのです。 それで

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