こちらの日記にもたびたび記している「知の巨人」(今日はこの方を便宜的に「師匠」と呼んでおきます)とまた親しくお話をする機会があってさまざまな洞察を得られました。私見についても多くの指摘をもらってさらに考察が深くなった気がします。忘れないうちに、ということで箇条書きのカタチですが書き留めておきます。体裁が悪いのはお赦しを。「金融資本主義」を”なかったこと”にはできない。経済の原理原則なんかを考えるときに「カネがカネを生む」という現象、その現象を利用して富を増やす人々の存在に対して考察が不足しないよう注意しなければならない。日頃、新時代の経済を考えることが多く「付加価値創出」の源泉とかモデルということに意識が向いてしまうのですが、「投機」というのも資本主義の強力な一面です。投機というのが「付加価値創出」にあたるのかどうかはもうちょっと考えないと何とも言えないのですが、富の集積・蓄積を生み出すことは明らかです。新しい時代の経済、とかなんとかいう前に金融資本主義の蓄積する富に沈黙させられるということは十分あり得ます。現にそうだと言われても疑いません。その状態でいかに次世代を切り拓くか、考えどころです。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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