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三菱スペースジェット開発失敗の根源的要因は、経済産業省と国土交通省と三菱重工業のいずれも、性能発注方式の取り組み方ができなかったことです。

令和5年6月7日付の読売新聞朝刊記事「MSJ開発撤退 要因検証へ」によれば、経済産業省は6月6日、航空機産業の課題と戦略を検討する有識者会議の初会合を開催して、三菱重工業が三菱スペースジェット(MSJ)の型式証明取得に失敗して開発から撤退した要因を検証した上で、今後の成長戦略を今年度内に取りまとめるとのことです。 ところで、MSJの開発に失敗した根源的な要因は、経済産業省と国土交通省と三菱重工業のいずれも、下記にそれぞれ具体的に記載のとおり、性能発注方式の取り組み方(このようなものを作ってくれといった、トップダウンによる全体最適化を求める取り組み方)ができなかったことです。性能発注方式の取り組み方はグローバルスタンダードであり、欧米における今日の型式証明取得プロセスでは欠かせない取り組み方です。しかし、我が国では、他国に類を見ない仕様発注方式の取り組み方(この通りに作ってくれといった、ボトムアップによる部分最適化を求める取り組み方)が日本人の「暗黙の常識」となっていますので、性能発注方式の取り組み方にはどこも殆ど馴染みが無く、性能発注方式の概念すらよく分かっていないのが実情です。このままでは、今後の成長戦略を「机上の空論」にしかねませんので、非常に危惧されるところです。性能発注方式の取り組み方ができなかった経済産業省続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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