2023年はインバウンド需要が本格的に回復した。観光庁による訪日外国人消費動向調査では、2024年1月17日時点で5.3兆円と過去最高を記録し、1人当たりに換算すると21万2千円。2019年比で33.8%も増加したのだ。内訳を見ると、宿泊費、買物代、飲食費の順に多いのは変わりないが、2019年比で買物代が34.7%から26.4%に減少し、宿泊費と飲食費が若干増加する構成となった。消費動向が物から体験へ変化していることが読み取れ、特に飲食市場のインバウンド対応の再構築が求められている。
また、JNTO(日本政府観光局)による2023年12 月の訪⽇外国人観光客数は、2019 年同月比 108.2%となる 2,734,000 人と過去最多を更新し続けている。インバウンド需要の増加は日本景気の回復の一助にもなる重要な成長戦略だ。
Source: 現代ビジネス
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