記事のポイント
IABテックラボは、プライバシーサンドボックスに関するギャップ分析を実施し、プライバシーサンドボックスが40以上のマーケティングユースケースを十分にカバーしていないことが示した。
GoogleとIABテックラボは、ミーティングを通じてこれらの課題やギャップについて話し合っており、プライバシーサンドボックスの改善をめざしている。
ただし、GoogleはプライバシーサンドボックスについてサードパーティCookieの完全な代替ではないと明確に述べており、今回のIAB年次リーダーシップ会議でも繰り返し強調した。
サードパーティCookieの廃止により、デジタル広告の売買や配信、測定にはいくつものギャップが生じる。それに栓をするのがGoogleのプライバシーサンドボックス(Privacy Sandbox)なのだが、IABテックラボ(IAB Tech Lab)の分析により、それだけでそのギャップは埋め切れないことがわかった。
1月末、IABの年次リーダーシップ会議(Annual Leadership Meeting)が閉幕したのち、IABテックラボの幹部陣はGoogle側の代表とミーティングを行い、プライバシーサンドボックスの機能や欠点について話し合うつもりだと、この件に詳しい関係者6人は語った。
「年次リーダーシップ会議には、プライバシーサンドボックスの構成要素
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