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ZOZO、ヤマト運輸からの配送費用値上げで「ゆっくり配送」「送料変更」を検討へ


ヤマト運輸からの配送費用値上げ要請を受け入れたZOZOは、消費者から徴収する送料ポリシーの変更、複数注文を1件の配送にまとめるための「ゆっくり配送」導入を検討する。
国際情勢、円安、労働人口減少に伴うコスト上昇、物流2024年問題への対応の必要性を背景に、ZOZOはヤマト運輸による配送費用の値上げ要請を受け入れることを決定。「値上げ幅は非開示」(栁澤孝旨副社長兼CFO)で、4月から値上げが適用される。
配送費用の値上げによってコストが上昇するが、コスト削減などで収益性を維持する。自社努力による他コストの削減、複数注文を1件の配送にまとめるための「ゆっくり配送」導入、消費者から徴収する送料ポリシーの変更――を検討する。

配送費用値上げへの対応(画像はZOZOのIR資料からキャプチャ)

「ゆっくり配送」は配送までのリードタイムを広くすることで複数の注文を1つにまとめ、配送コストの低減や物流業務の平準化などにつなげる施策。3月からテスト運用を開始する。
送料ポリシーの変更は、消費者から徴収する送料の値上げ。現在の配送1件あたりの送料は税込250円、即日配送は同350円。
なお、「3点の何に比重を置くかなどは現時点では未定」(柳澤氏)としている。
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