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トランプ大統領の NAFTA(北米自由貿易協定)の見直しの示唆について

トランプ大統領は、1日、インディアナ州の演説でふたたびNAFTA(北米自由貿易協定)の見直しを示唆し、「海外移転した企業に重税を課す。」とも言ったそうです。NAFTA(北米自由貿易協定)とは簡単にいうと、アメリカ、メキシコ、カナダの三国の間で自由貿易をしようということで結ばれた協定で、この三国の間では関税をかけないという協定です。それを見直すというのは、メキシコからの輸入品に関税をかけることで、つまりメキシコ製品を高くすることで、アメリカ製品の競争力を維持しようということです。もちろん、条約や協定の見直しをするのは、国民の権利であるので、今回の見直しも法律的に悪いというわけではないのですが、ただ、結果としてメキシコ経済が大打撃を受けます。メキシコの輸出の8割はアメリカであるといいます。先日も、自動車ビッグスリーのフォードが、メキシコで計画していた工場建設を取り止めたことで、メキシコの労働者が失業したというニュースをやっていました。では、そのことによってアメリカの経済がよくなるかというと私は必ずしもそうではないと思うのです。短期的に見ればたしかに、そのことによって、アメリカの雇用が創出されると思うのですが、10年20年のスパンで見ると、逆にアメリカの国際競争力を低下させてしまう可能性もあるように思います。(社会科学は自然科学と違い、様々な要因が働くので完全な予測は無理ですが。)なぜな

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