地方公務員のセカンドステージの不安
ずっと私たちは高齢化社会の負のところだけを見て、肝心なところが欠落していた。シゴトで高齢化とともに介護や医療費問題などに没頭してきた。それは高齢化社会とともに長寿化社会にもこの国は移行したという事実が欠落していたと思う。何が言いたいかというと、年金を中心とする社会保障制度がもたないということである。これは単純に受給者が増えるというだけでなく、後に続く受給者にとってはとんでもないことになるという恐怖感にも似た不安である。そして、少子化は人口減少だけでなく、生産年齢人口も加速度的に減少しているという事実である。人手不足は年齢を重ねても働く場所があっていいじゃないかという御仁もおられる。しかし、新卒の若者が探す環境とリタイヤ組が探す環境は運泥の差がある。一番違うことは、若者の所得は上がるが、私たちシニアは良くって変わらず、普通なら減少していくのである。いくらノウハウがあるからといって、肉体的にも集中力や記憶力が衰えていっている中で、いかに次のステージの働く場所を探すことが難しいか、思い知らされるのである。年金がもらえるから、それは生活費に充てて、小遣い程度稼げればいいという考え方は現実を甘く見ているとしか言いようがない。しかもそんな考えで働いてもらったら雇用する側にとってはたまったもんじゃない。では、どうするか・・・クビにならずに、宮仕えの時のように上司の顔色を見ながら仕事をするのでもな
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