Cookie 無効化のスタートから1カ月、マーケターはまだ無関心

記事のポイント
Cookieレス始動から1カ月以上が経過したが、代替技術を求めたり、影響の全容を解明するために躍起になったりする過度な動きは見られていない。

しかし、一部のマーケターは既に代替技術のテストを進めている。ただ、結果についての情報共有はまだ多くなく、不透明さが残っている。

そもそもGoogleのプライバシーサンドボックスが未完成であり、反競争性に関する問題を引き起こす可能性があるという懸念を抱いている。

GoogleのChromeブラウザからいよいよサードパーティCookieが一掃される。今月、巷には周到緻密、あるいは扇情的、はたまた見当違いの憶測など多数の記事が飛び交った。そのなかで、手痛い現実を突きつけるひとつの問いが浮かび上がる。マーケターたちはいったいいつになったらCookieの絶滅と本気で向き合うのだろうか？
Cookieの終わりの始まりを見せられても、彼らがそれを警鐘と受けとめることはないようだ。GoogleがChromeブラウザのトラフィックの1％を対象に、サードパーティCookieを無効化してからひと月が過ぎた。しかし、マーケティング業界の反応はいまひとつパッとしない。
話題には上がるが、それだけだ。代替技術を求めて奔走することもない。影響の全容を解明するために躍起になることもない。「このプライバシーサンドボックスとやらは何ものだ」と首を

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