これまで金融資本は稀少なリソースであったが、金融危機以降、各中央銀行の介入によって金利は低水準に押し下げられ、資本コストは限りなく低くなっている。しかも筆者らの分析によれば、この傾向は今後も続くという。こうしたカネ余りの時代においては、資本を既存ビジネスに適切に配分してリターンを上げるというこれまでのやり方から、実験的なプロジェクトに積極的に投資し、新事業を起こす成長戦略へと転換する必要がある。またこうした状況の下では、最も稀少なリソースは人的資本であり、これを理解している企業が高い生産性と成長を実現するのだ。
Source: ハーバード
資本があり余る時代の競争優位 – バックナンバー
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