ケータイ・スマホと生活行動。20年間の追跡調査で分かったこと
「未来事業創研」(※)のファウンダーで、「電通モバイルプロジェクト」リーダーの吉田健太郎です。
※未来事業創研=未来を可視化して企業の事業創造・変革の実現を支援する、電通グループ横断組織。https://dentsumirai.com/
この連載では電通が20年間、合計120回にわたって実施してきたモバイル市場のトラッキング調査と、そこから見えてきた生活者の意識・行動変化についてご紹介します。
ケータイ(ここではスマートフォンではない旧来の携帯電話のこと)市場、スマホ市場の実態を把握する電通のトラッキング調査は、2003年11月に始まり、毎年6回、一度も欠かすことなく実施。2023年秋には20周年を迎えました。120回の調査から、モバイル市場の動向のみならず、ケータイ、スマホの普及による生活者の変化も見てきました。
今回は調査が始まった2003年11月の状況を起点とし、ケータイからスマホへのシフトがどのように進み、人々の暮らしがどのように変化していったかを振り返ります。
※本記事に出てくる数字は、特に注意書きがない限り、電通モバイルプロジェクトのトラッキング調査によるものです。
<目次>
▼人々の暮らしを変えたケータイとスマートフォン
▼2023年時点、月々の通信料金は本当に
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