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天与の事業に、失敗の糧

当社に「TP」というVPN商品があります。これも自社開発製品です。このカテゴリーでは「デファクトスタンダード」というのは難しい面がありますが、日本にはこの分野を代表する競合商品があって登場時期も当時の機能もほぼ一緒でしたし追加開発投資で指向するコンセプトも似ていました。そして結果的にTPは既存のお客様向けの活動を維持するだけとなりました。なぜそうなってしまったのか、事業監理と執行管理の両面から重々分析してその後の事業執行に活かされねばなりません。重要なのはその知見を組織で横断的に共有すること、なのですがどうもそこが不十分なようです。TPが積極的な販売を停止したのはもう数年も前のことで当時を知る従業員も少なくなりました。TP事業の知見のすべてが現在の執行のシステムに有効に転換されていれば知見の共有・継承というものには目を向けなくても良いかとも考えていましたが、実はそううまくいくものでもなかったようです。知見そのものの記録・共有・継承によってそのときそのときの執行管理判断に活かしてもらわなければ、「システムの陳腐化」に対応できない、ということでしょう。ともかく、いままたあの「敗因」を見つめ直して、いま「成長期」を迎えている事業を今度こそしっかりと軌道に載せる。失敗を活かせる機会も、もうそうそう多くはありません。天与の事業に、できるすべてのことをやりきって、結果を出したいものです。続きを

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