1月の金融政策決定会合でのマイナス金利解除は見送り。物価上昇率のピークアウトが見込まれることから、マイナス金利解除は難しいとの見方もある。しかし日銀は、これを承知したうえでマイナス金利解除を目指そうとしている。植田総裁のこれまでの発言を紐解くことで、4月の決定会合までにマイナス金利を解除するのが日銀の描くシナリオであることを指摘するとともに、これまでの金融政策の修正でYCCやマイナス金利はすでに骨抜きになっていることを解説し、マイナス金利解除後は、ゼロ金利政策という金融緩和が続くことを展望する。
Source: ダイアモンドIT
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