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【ビジネス教養としての簿記・会計】企業はなぜ儲かるのかを考える-回収余剰をめぐる労働者と投資家の関係性

 この不定期連載では、社会人として知っておきたい簿記や会計の重要論点を、実際の経済ニュースなどの事例に解説します。ビジネス教養としてはもちろん、株式投資を始めた方にも有用なコンテンツを目指します。なお、本連載は全文を無料公開します。 会社組織(以下、企業)のような経済主体の活動を、貨幣額を用いて記録するプロセスを簿記、記録された貨幣額を利害関係者に報告するためのシステムを会計と呼びます。 この場合の利害関係者とは、企業の経営者や従業員、あるいは企業の顧客だけでなく、企業に対して資金を貸し付けた銀行(債権者)、企業に対して投資を行った投資家なども含まれます。一般的に、会計上の利害関係者といえば、投資家を指すことがほとんどだと思います。  一般的な企業は、投資家が拠出した資金と、銀行からの借り入れ(借金)を運用することで収益の獲得を目指します。この場合の運用とは、多くの場合で資産の取得を意味し、取得した資産を販売もしくは使用することによって収益を獲得するのです。  例えば、商品を仕入れて顧客に販売するというプロセスは、商品という棚卸資産を取得し、この棚卸資産を販売することによって収益を得ることになります。あるいは、機械装置という固定資産を購入し、この機械装置を使用することによって収益を得る企業もあるでしょう。  しかし、企業が収益を獲得するためには、様々な費用が発生します。商品の仕入に

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