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久遠チョコレート

カンブリア宮殿をいつぶりに見ただろうか。もう1年以上は見ていない。もしかしたら、2年以上見ていないかもしれない。それぐらい、ビジネス番組から離れている時間があった。久しぶりに見たカンブリア宮殿は面白い、その一言である。何がこんなにも面白いのだろうか。色々とあるだろうが、私にとっては接点が見つかるところが面白いと思った。例えば、今回は久遠チョコレートといって、障害者を6割雇用している会社だったのだが、障害者雇用については興味のある分野だったので、すんなりと見ることができた。少子高齢化で人口が減少していく中で、高齢者の就業年齢を引き上げたり、障害者雇用を増やしたりすれば、人口減少への一助になるのではないかと思う。そういう意味で久遠チョコレートの働き方が是非社会に広まることを願いたい。元々、パン屋を手掛けていたという社長は、工程の複雑さや利益率の低さから新しいビジネスを模索していた。そして見つけたのがチョコレートである。なぜチョコレートかというと、パンと真逆で工程が単純で、利益率が高いからだという。障害者雇用を考えた時に、工程の簡単さと利益率の高さは重要である。チョコレートビジネスを広げる中で、生地に練り込む原材料をパウダーかする事業を外注化していたが、これを自社で行う、それも重度の障害者の仕事とすることを考え、パウダー化する仕事を行えない社員に対しては特別な機械を用意するなど、個に合わ

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