介護報酬の改定案、24年度ベースアップ2・5%…賃上げで人手確保狙う

厚生労働省は２２日、２０２４年度に改定する介護報酬の案を社会保障審議会分科会に示した。「団塊の世代」が７５歳以上になる２５年に介護ニーズが急速に膨らむのに備え、人手不足の対策として、介護職員の賃上げと業務負担の軽減を進める。賃上げが進む他産業への人材流出が深刻な中、着実な賃上げで人材確保につなげたい考えだ。

厚生労働省
　介護報酬は原則３年に１度見直される。政府は昨年１２月、全体で１・５９％
Source: グノシー経済

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