ヤマト運輸が能登地域の配送能力復旧に向けて日本郵便に協力、営業所を共同利用
ヤマト運輸と日本郵便は1月18日、能登半島地震の影響で営業を休止している奥能登地域の日本郵便の事業再開に向けて、施設の共同利用、荷物の共同輸送を始めると発表した。実施期間は1月19日から最長3か月を予定する。
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県鳳珠郡穴水町の穴水郵便局。鳳珠郡穴水町の全域では1月18日現在も集配業務を休止している。
ヤマト運輸と日本郵便は荷物の引き渡し拠点として、ヤマト運輸の能登営業所を共同利用。日本郵便は穴水郵便局・乙ケ崎分室として活用、局留扱いとして差し出された「ゆうパック」の引き渡しを始めた(保冷、代引、着払、速達、セキュリティなど特殊取扱を除く)。
ヤマト運輸が金沢ベースから新金沢郵便局に立ち寄り、穴水郵便局留の「ゆうパック」を引き取るというオペレーションで共同輸送を実現するという。
共同輸送のオペレーションイメージ
また、ヤマト運輸の能登営業所に輸送する両社の荷物を共同輸送することで、効率的な輸送の実現と地域の渋滞解消に貢献するとしている。
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