本日、財務省「ファイナンス」から「物価連動国債入門-基礎編-」という文章をリリースしました。下記のリンクより読むことができます。広報誌「ファイナンス」 (mof.go.jp)本稿は、物価連動国債について説明することを目的としています。我が国の物価連動国債は2004年に導入され、2008 年の金融危機により一時的に発行が停止された後、2013 年に再発行されました。国債発行総額からみれば、未だに小規模にとどまっていますが、近年は我が国においてもインフレ率が上昇傾向にあり、注目が集まっている国債といえます。物価連動国債は年金など長期の運用を行う主体が投資する金融商品とされ、先進国では普及しています。本稿では、物価連動国債の商品性の概要について説明します。紙面の関係上、物価連動国債を用いて算出される期待インフレ率の詳細などについては次回以降の論文で議論する予定です。本稿は日本国債や金利リスクに関する基礎的な知識をベースにしています。国債の商品性の概要は、筆者が記載した「日本国債入門」(服部, 2023)をご参照ください。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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