今回は、経営戦略を理解する上で欠かせない「SCP理論」を解説する。SCPとは “structure-conduct-performance”(構造-遂行-業績)の略称だ。経済学で発展したSCPを「経営学のSCP」へと昇華させたのが、ハーバード大学のマイケル・ポーターである。SCPは、MBAの経営戦略の教科書において必ず紹介される「ポーターの競争戦略」の基礎になっている。ここでは、そのSCP理論を根本から解説していく。本稿は『世界標準の経営理論』(ダイヤモンド社、2019年)の一部を抜粋し、紹介したものである。
Source: ハーバード
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