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子どもにLGBTQ+だとカミングアウトされたら。理想と現実の乖離

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電通では昨年で5回目となる「LGBTQ+調査2023」(※)を実施しました。本連載では調査結果をさまざまな切り口から分析します (前回の記事は、こちら)。

今回の調査の結果、LGBTQ+当事者層の割合は9.7%でした。これは自分の友達や同僚など、プライベートや社会で関わる方はもちろん、例えば子どもを持ったときにその子どもがLGBTQ+当事者となる可能性もある数字だと思います。


調査対象:2023年/20~59歳・5万7500人、2020年/20~59歳・6万人、2018年/20~59歳・6万人


自分の子どもからLGBTQ+の当事者だとカミングアウトされたら、あなたはどのように感じますか?

2023年調査では「LGBTQ+調査」として初の試みとなる、自分の子どもがLGBTQ+当事者であったときに関する質問や、当事者の子どもを持つ親に対する質問を設けました。結果には理想と現実の乖離(かいり)が見えてきました。

この結果は親ではなく周囲の環境や社会の在り方にまだまだ課題があることの表れだと思います。LGBTQ+当事者の子どもを持つ親がどのような意識をもっていて、周囲や社会に何を求めているかについて、調査結果から紹介します。

※ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン課題に対する研究やソリューション提供を行う電通ダイバーシティ・ラ

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