事業会社のオープン・イノベーションをBXクリエイターの力で加速させる (前編)
近年、スタートアップの成長支援や連携を通じて新たな価値創出を目指すオープンイノベーションが、さまざまな企業で推進されています。しかし、創業まもないスタートアップや、限られたリソースの中でプロダクト開発に注力してきたスタートアップの場合、ブランドのコアとなるステートメントが言語化しきれていないケースや、ブランド同士の関係性、エンドユーザーへの見せ方などが整理されていないケースもあります。
そのような課題を解決するのが、従来の経営視点のコンサルティングだけでなく、クリエイティブ視点で戦略を描く「クリエイティブ・コンサルティング」です。
今回は、日本固有種のサーモン(サクラマス)種苗の研究開発・生産・販売を行っている宮崎大学発スタートアップであるSmoltと、同社への出資とサポートを通じて新たな価値創造を目指すサザビーリーグの取り組みに、電通がクリエイティブ・コンサルティングを提供した事例を2回にわたって紹介。
Smoltとサザビーリーグが連携した背景にある思いとは?そして、クリエイティブ・コンサルティングによるブランド開発とは何なのか?
サザビーリーグ社長室CVC担当の植村剛直氏、Smolt代表取締役CEOの上野賢氏、電通BXCCクリエイティブディレクターの中川真仁氏に話を聞きました。
(右から)サザビーリーグ 社長室 CVC担当 植村剛直氏/
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