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コンセプトを生み出す3つの「ゆらぎ」とは?

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新年、おめでとうございます。

さて、本年最初の回では、少しこれまでの振り返りをしつつ、改めて「コンセプト」について考えてみたいとおもいます。

イノベーションの実現に向けて、思わず「その手があったか!」と叫びたくなるようなコンセプトを手に入れるためには、意図的に大きく3種類の「ゆらぎ」を生み出し、そのチカラを借りることが有効です。

ひとつは、目の前の「具体策(現実)」と組織の「ビジョン」の間の「ゆらぎ」。



手元の古い辞書に「ゆらぎ」の項目はなく、その代わり「揺らぐ」の説明には、①玉などが触れあって音を立てる②揺れる③物事の基盤がぐらついて危うくなる、とありました。

一方、「ギャップ」の説明には①割れ目、すきま、間隙②へだたり、食い違い、懸隔、とあります。つまり「ギャップ」が静的な状態を指すのに対し、「ゆらぎ」は本来、不安定で動的なニュアンスがあるようです。

つまりここでは、まさに現場の現実を揺さぶるような「現実的な理想主義(ビジョン)」を提示することで、「物事の基盤がぐらついて不安定になる」状態を意図的に仕掛けるのです。

かつて富士ゼロックスの「モーレツからビューティフルへ」というキャンペーンがありました。これを「時代の気分に共鳴する広告表現」として評価する人がいますが、それだけでは十分でないように思われます。

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