リーダーが率先して苦手を開示する~エンターテインメントにおけるチームづくりの秘訣とは?
「若者から未来をデザインする」をビジョンに掲げ、新しい価値観の兆しを探るプランニング&クリエーティブユニット、電通若者研究部「ワカモン」(以下、ワカモン)は、これからのリーダーに必要なマネジメント思考について研究しています。
その活動から導き出されたのが「フラット・マネジメント」という概念。リーダーがトップダウンで意見を押しつけるのではなく、部下やチームメンバーをリスペクトし、対等な水平目線で向き合うことで「心地いいチーム」をつくりだす、という発想です。
2023年7月には、書籍「フラット・マネジメント『心地いいチーム』をつくるリーダーの7つの思考」(エムディエヌコーポレーション)を発刊しました。
本連載では、「フラット・マネジメント」を実践している著名人に話を伺ってきました。今回のゲストは、次世代の宿泊施設「ソーシャルホテル」を運営する株式会社水星のクリエイティブディレクター・花岡直弥氏と、リアル脱出ゲームなど数々の体験型イベントを手掛けてきた、株式会社 SCRAP 執行役員・コンテンツディレクターのきださおり氏です。
花岡氏は、ホテルに宿泊しながら観劇できるイマーシブシアター(体験型の演劇作品)「泊まれる演劇」のマネジメントを務め、きだ氏は脚本家として参加しています。
新しいエンターテインメントをチームでつくり上げるために意識しているポ
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