前回まで2回にわたってセンスメイキング理論について解説してきたが、今回が最後の一つである。センスメイキング理論の最終回は、同理論において重要なプロセスとなる「行動」がテーマだ。センスメイキング理論では「行動」をプロセスの出発点ととらえる。環境に行動をもって働きかけなければ、何も起こすことはできないからである。本稿では、「行動」の重要性を説明したうえで、センスメイキングが未来を生み出す可能性について考察していく。本稿は『世界標準の経営理論』(ダイヤモンド社、2019年)の一部を抜粋し、紹介したものである。
Source: ハーバード
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