コーポレート・ベンチャー・キャピタル (CVC) は、この5年間、スタートアップの資金調達分野において主要プレーヤーとして台頭している。そして、一般消費財企業のレキット(Reckitt)は、自社のCVCであるアクセスVC(Access VC)を通してその変化の最前線に、そしてその中心になることを目指している。
アクセスVCのゼネラルマネージャーのラケシュ・ナラヤナ氏は、2020年、消費財ベンチャー資金のほとんどが、レキットが注力しているセクシャルヘルスや衛生などのカテゴリーではなく、従来の食品・飲料消費財ブランドに流れていることに気づいた。 レキットは、コンドームブランドのデュレックス(Durex)、女性用衛生ブランドのクイーンV(Queen V)、セクシャルウェルネスブランドのKYなどを所有している。また、有色人種にサービスを提供したり有色人種が率いるブランドが不足している一方で、ヘルシーを謳ったブランドの成長があった。アクセスVCは2020年の設立以来、プレシードからシリーズCラウンドやそれ以降の段階において、セクシャルウェルネスブランドのモード(Maude)やメンズウェルネスブランドのエイシステム(Asystem)
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