トイザらスは旗艦店出店へ　破産した小売企業が店舗閉鎖後に復活を遂げる

連邦倒産法11章の破産を申請した小売企業が、新たなスタートを切ろうとしている。
トイザらス（Toys ‘R’ Us）は、ミネソタのブルーミントンにあるモールオブアメリカに新しい旗艦店舗を開設し、来年はさらに多くの店舗を開設するという計画を11月に発表した。バイバイベビー（BuyBuy Baby）は、親会社のベッド・バス＆ビヨンド（Bed Bath & Beyond）が破産したため今年前半に115店舗を閉店したが、それから数カ月が経った11月、閉店した店舗のうち11店舗を再開する計画を発表した。また、ディスカウント百貨店のセンチュリー21（Century 21）は2020年に13店舗を閉店したが、ニューヨークのファイナンシャルディストリクトにある旗艦店舗をこの5月に再開した。
この数年間で、金融やマクロ経済の困難などの理由から、いくつかの小売企業が破産した。トイザらスが2017年に破産を申請したときは、79億ドル（約1兆1300億円）の負債を抱えていた。バイバイベビーの親会社ベッド・バス＆ビヨンドは今年4月に破産申請し、負債額は実に52億ドル（約7440億円）にのぼっていた。
現在、これらの企業の一部は、その多くが新たな経営陣のもとで店舗を再建し、新たなスタートを切ろうとしている。しかし、こうした企業が復活を試みている現在、小売業界は、買い物客の消費意欲が減退し、業界大手が

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