ナイキ(Nike)が今年、卸売小売業者での販売をひっそりと再開してから数カ月が経過し、アスレチック小売店の勢力図がまたしても変化しつつある。
デザイナー・シュー・ウェアハウス(Designer Shoe Warehouse)の親会社であるデザイナーブランズ(Designer Brands)は、ナイキは11月上旬にすべての販売チャネルで完全に復活してから、実店舗とオンラインの両方で急速にトップブランドになったと、決算発表で述べた。メイシーズ(Macy’s)は11月、10月にナイキの商品が75店舗とオンラインに入荷された後、良好なスタートを切ったと報告した。一方でアパレル小売のヒベット(Hibbett)は、共同のロイヤルティプログラムを10月後半に開始し、ナイキとの関係をさらに拡大した。
しかし、ほとんどの小売業者がナイキの復帰を歓迎しているといっても、ナイキはこれまで持っていた影響力の一部を失ったのはたしかかもしれない。一部の小売業者は引き続き主要な販売促進要素としてほかのブランドに力を入れており、ナイキ全体に対する需要は減少しているようだ。
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Source: でじデイ
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