「商品価値を高め、それに見合った価格設定が重要」「低価格帯の商品も強化」…味の素・藤江太郎社長

２０２３年は、原材料価格の上昇を受けて、飲食料品の値上げが前年を上回る水準となった。「値上げ疲れ」が指摘され、消費者の節約志向は強まっている。味の素の藤江太郎社長に、来年以降の商品、価格戦略をどう考えるのか、話を聞いた。
■適度な物価上昇と賃上げ、好循環させる風潮
　――２３年は値上げが相次いだ。２４年の見通しは。
　「デフレが長く続いた日本では、値上げへのネガティブな受け止めが強かったが、適度な
Source: グノシー経済

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