毎年40％もの買い物客がFSA（フレキシブル支出口座）の資金を失効させているなか、セラボディ（Therabody）のような健康・ウェルネスブランドは、2023年の年末に向けて、買い物客の支出を合理化する新しい方法を試している。これには、新しい決済サービスやマーケットプレイス形式のアプローチも含まれている。
セラボディの最高マーケティング責任者を務めるジョン・ソロモン氏は、セラガンズ（Theraguns）として知られる人気の高いマッサージツールが、HSA（医療支出口座）の対象になると顧客に宣伝していると語る。セラボディの商品のうち190点以上がその対象に含まれている。
買い物客はこれまで、対象商品を購入した場合、FSAやHSAの口座名義人にレシートを持参して払い戻しを受ける必要があった。しかしセラボディは今年、買い物客がシカヘルス（Sika Health）というベンダーを利用して、これらの口座から支払える新しい方法を導入することにした。これによって顧客は、払い戻しのためのレシートを提出する必要がなく、会計時にオプションを選ぶことで、ほかのデジタルウォレットボタンと同様に、口座から直接支払いができるようになった。また、シカヘルスは、対象の商品を販売するFSAまたはHSAの口座保有者を示すマーケットプレイス形式のランディングページによって、インバウンドトラフィックを作り出している。続きを
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新たな収益チャネルとして「 FSA 」に着目するブランドが増加：セラボディの場合
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