サードパーティCookie 廃止が迫るなか、パブリッシャー各社が抱える具体的な悩みとは？

記事のポイント
プレビット・オーグ（Prebid.org）主催のカンファレンスで、ヘッダー入札プラットフォーム「プレビット（Prebid）」とGoogleが提唱するプライバシーサンドボックスの相互運用性の不備についてパブリッシャーが話した。

DSPとSSPはCookie代替ソリューションを求め、プライバシーサンドボックスの環境で広告取引により関与する必要があるかもしれない。

他方でサプライパス最適化がサステナビリティの争点となっており、パブリッシャーはエコシステムへの対応を迫られるが、SSP自体の行動変容が重要だという主張もある。

GoogleのChromeブラウザにおけるサードパーティCookieが、来年2024年には廃止される。プログラマティック広告市場がその後どうなるか、未知数の部分も多い。
今後の市場動向を読み解くには、ニューヨークで10月下旬に開催されたプレビットサミット（Prebid Summit）の登壇者による、スピーチや聴衆の会話がヒントになるかもしれない。
プレビットサミットは、オープンソースのヘッダー入札ソリューション等の開発と普及を進めるプレビット・オーグ（Prebid.org：以下プレビット）主催のカンファレンス。参加パブリッシャーが抱いている懸念としてはまず、ヘッダー入札プラットフォーム「プレビット（Prebid）」とGoogleが提唱するプ

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