3月31日、「生物多様性国家戦略2023-2030」が閣議決定、発表されました。生物多様性国家戦略とは、生物多様性条約及び生物多様性基本法に基づく、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する国の基本的な計画で、平成7年に最初の策定が為され、今回は第6次となります。今回の特徴は、昨年12月の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」に合わせていることです。昆明・モントリオール生物多様性枠組では、2050年ビジョン「自然と共生する世界」のもと、2030年ミッションとして「自然を回復軌道に乗せるために生物多様性の損失を止め反転させるための緊急の行動をとる」が掲げられ、具体的に2030年ターゲットとして「陸と海のそれぞれ少なくとも30%を保護地域及びOECM(保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)により保全(30by30目標)などが定められました。環境省が「昆明・モントリオール生物多様性枠組の構造」をわかりやすくまとめてくれています。kmgbf_structure.pdf (biodic.go.jp)続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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