オラミデ・オロウェ氏は、生まれながらにして起業家だ。
スキンケアブランド「トピカルズ(Topicals)」の創業者である同氏は、起業家の家庭に育ち、陸上競技の夢を追いかけてUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)への奨学金を受け、皮膚科医を目指し、プレメディカル過程に進んだ。大学でルームメイトの家族がシアモイスチャー(SheaMoisture)とのコネクションがあると判明し、その後トピカルズが誕生する。スキンケアや皮膚科学、美容に携わるには、必ずしも皮膚科医にならなくてもよいと気付いたためだと、オロウェ氏はGlossyビューティ・ポッドキャストの最新エピソードで語った。トピカルズという名前には、皮膚に塗る外用薬と、話題に上るというふたつの意味が込められている。あらゆるタイプの消費者を対象に、湿疹や乾癬など皮膚の慢性疾患のケアに特化するトピカルズの商品は、セフォラ(Sephora)やD2CのECサイトで販売されている。
トピカルズは2020年の発売以来、アリュール誌(Allure)のベスト・オブ・ビューティ・アワード2023や、ウィメンズ・ヘルス誌(Women’s Health)のビューティ・アワード2023に選ばれるなど、高く評価されてきた。しかし、そこに至るまでの道のりは、決して平坦な
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