私は新潟県燕市で町工場の二代目社長をしています。創業者である父から事業承継されて社長になり、まもなく20年になります。社長になった当時は32歳。後継者という立場だったのですが、現在51歳。長男も社会人となり、数年後には会社に入り事業承継を考えています。社長という重責を譲られる側から、譲る側に立とうとしています。近年、私の身近なところでも社長の高齢化などに伴い、社長の交代、廃業などの話を聞くことが多くなってきました。続ける場合、後継者がいるなら事業承継。後継者がおらず事業の引き取りてがあるならM&Aが選択肢に挙がります。辞める場合、廃業、もしくは自己破産になるでしょう。廃業する場合、それまで会社に関わってきた人・企業に大きな影響を与えます。まず、そこで働いている従業員。そして仕事を依頼していた顧客企業。仕事を受注していた協力会社。従業員は生活の糧を得るために働いているわけですから、会社が無くなってしまえば、生活できなくなってしまいます。真っ先に次の就職先を見つける必要があります。仕事を依頼していた顧客企業も、別の仕事を受け付けてくれる協力会社を見つける必要があります。製造業の場合、製造ノウハウや製造に必要な専用金型などがあるため、一筋縄ではいきません。仕事を受注していた協力会社にとっては、顧客企業が減ってしまうのですから、その分売り上げが落ちてしまいます。続きをみる
Sou
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続けるか辞めるか
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