“コンサルタント“ って、なんですか 5.

食べもの屋さん業界で、依頼をされればコンサル もする友人、知人との会話の中で「いま、〇〇さんのところのコンサルをやっているんですよ」という場合、ほとんどが実際にはその前段階であるプロデュース、あるいはディレクションや商品開発から携わっているものだったりする。”〇〇シェフ、プロデュース” という謳い文句をよく見聞きするし、特に異業種の企業が食べもの屋さんへ参入されるときなどには、有名な料理人さんやパティシエさん、パン職人さんに依頼されることが多い。企業が新規事業や新たな業態を立ち上げられる際、 ”餅は餅屋” という考えや時間を買うといった意味で、その道のプロに依頼されるのは至極当然のことだと思う。そして食べもの屋さんの場合、依頼を受けた人の多くは企画からレイアウト、商品開発、現場スタッフへの指導までと多岐に渡り店舗の立ち上げに携わることになる。仮にこれらを（ここまでを）プロデュース、あるいはディレクションだとする。その後、開業してからも指導や相談、必要に応じて新商品の開発などで携わることがあるけれど、これが食べもの屋さんにおけるコンサル（的な）業務にあたる。これをアドバイザーや顧問と呼ぶこともあるけれど、知人らが ”コンサル” と呼ぶものは、これに相当し、もちろん「ぼくはコンサルなのでアドバイスはしますが、現場の実務や業務はやりません」なんて人は、まずいない。別にぼくはコンサルを否定

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