ファンとの関係を深めるために各社はさまざまな手法をこらしている。バーチャル空間、ライブコマース、イベント開催などに顧客接点拡大の活路を見出す3社の取り組みを見る
顔が見えないECの世界では、消費者とのコミュニケーションをどうやって取るかが課題となっていた。しかし近年は技術の進化もあり、さまざまな手法を試す企業が増えている。ニトリではライブコマースを強化、大型イベントと連携するなどファンとの関係性を深めるための取り組みを進めている。フューチャーショップでは、同社サービスを活用するEC企業のバーチャル店舗をバーチャル空間内に設け、新たなショッピング体験を模索している。各社の取り組みを探った。
フューチャーショップは支援事業者初のバーチャルワールドを開設
通販サイト構築・運営サービス「futureshop」を展開するフューチャーショップは11月10日、サービス開始20周年を記念し、バーチャルワールド「FUTURE 20th SQUARE」を、ソーシャルVR(仮想現実)アプリ「VRチャット」上に開設した。futureshopを利用する6店舗がバーチャルポップアップストアを出店している。
フューチャーショップが開設したバーチャルワールド「FUTURE 20th SQUARE」
VRチャット上にバーチャルワールドを開設するのは、通販サイトのプラットフォームを提供する企業と
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