東証グロース市場に新規上場するZOZOが親会社のファッションEC「yutori」とは
ZOZOが議決権ベースで51.0%の株式を保有するファッションECのyutoriは12月27日、東証グロース市場に株式を新規上場する。東京証券取引所が11月24日、新規上場を承認した。
yutoriは2018年4月、アパレル販売を目的として設立。主に衣料品および雑貨などの企画、小売り、卸事業を手がけており、Z世代と呼ばれる25~40歳を対象としたファッションブランドを展開している。
直営のECサイト「YZ Store」
アパレル商材の企画および販売で規模を拡大。主なブランドには「9090(ナインティナインティ)」「centimeter(センチメーター)」などがある。最近はM&A(合併・買収)によって「F-LAGSTUF-F(フラグスタフ)」「Younger Song(ヤンガーソング)」「Wudge Boy(ワッジボーイ)」などのブランドを取得、ブランド展開の多様化を図っている。
yutoriが展開する主なブランド
販売チャネルは主に、直営ECサイト「YZ Store」、POPUPストアやオフライン店舗の販売のほか、ZOZOが運営する「ZOZOTOWN」が中心。全体売上に対する構成比は、自社ECサイト51.4%、ZOZOTOWNが31.5%、店舗などが10.3%、卸販売は6.1%。
事業の特徴としてはSNSマーケティングの積極活用。自社アプリの
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