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月刊「まなぶ」連載 経済を知ろう! 第12回 日本の産業構造

産業間の取引を捉える サプライチェーンという言葉があります。原材料、部品から製品が完成するまでの流れを示す言葉です。最終財の完成に至る生産の各段階は鎖のようにつながっていると見ることができます。 しかし、経済全体で見ると、単純な直線的な関係だけでなく、各産業がお互いに供給し合って分業をしていることがわかります。例えば、製鉄会社は鉄鋼を生産し、それを建設材料や機械 に加工する会社があります。作られた機械の一部は製鉄会社自体の設備としても使われるでしょう。多くの産業がお互いに依存しあって成り立っているわけです。このように産業が他産業から供給を受けて生産のために使うことを中間投入と呼んでいます。 この産業間の取引関係をマトリクス(行列)にまとめた統計が産業連関表です。日本など多くの国では、ほぼ5年ごとに基準となる統計が作られており、これが国民経済計算の基礎になります。 産業連関表があると、ある最終需要、つまり消費や投資が行われた時に各々の産業の生産にどのように波及していくかがわかります。例えば、自動車が1000台売れたら、自動車製造業だけでなく、部品製造をはじめ多くの産業の生産の増加に波及していくので、その度合いを測ることができるのです。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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