「通貨」は現在の社会システムを支えるインフラであり、公共の便益に資するものと一般にはとらえられている。では、「通貨」は公共財と言える存在なのか。公共財は、非排他性と非競合性の特徴を持つ財貨である、と定義される。非排他性とは、一人が利用しても他の人の利用を制限することができない性質を指す。例えば、空気は誰もが自由に呼吸できるため、個々の利用に制限を設けることは難しい。また、非競合性とは、一人の利用が他の人の利用に影響を与えない性質を指す。これも空気の場合で言えば、利用において一人が呼吸しても他の人の呼吸に影響を与えることはないという状況。次に「通貨」の公共財としての適合性について考察してみる。「通貨」は使用価値を流通させるツールと考えれば、それ自体に価値はなく、あくまで「利便性」の特性だけを考えれば良い。一般的に通貨の特性として、財産性、利便性があるとされる(スイスFINMA https://www.finma.ch/en/news/2018/02/20180216-mm-ico-wegleitung/)が、これらは下記のように考察できる。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
スポンサーリンク
「通貨」を公共財にする
最近の投稿
- 関西4 ベンチャー研究合同シンポジウムに当社代表がパネリストとして登壇 – PR TIMES
- アマゾン広告は第4四半期に170億ドルを稼ぎ、さらに加速中
- メルカリ(4385)決算分析
- 週刊ECニュース_20250203~0207
- 水原一平被告が「賠償金26億円」を返済する方法 大谷翔平選手に返済するために何ができるのか | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン
- SNS集客が上手くいかない5つの理由とは?
- 今でも語れるかが心配な独立に至る背景
- 「2.5トンの服の山」過酷なゴミ屋敷の"2日後の姿" "開かずの間"だった実家に入ると驚く光景が… | 「ゴミ屋敷」孤独な部屋の住人たち | 東洋経済オンライン
- 【アーカイブ】「たまたま」の仕事を、おもしろくする秘訣。|Society & Business
- 昨年の12月に副業を始めて5万円稼ぎました。本業以外で稼いだら「確定申告」は必要なので …
コメント