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カタログハウスの売れ筋商品の育成戦略とは? 齋藤憶良社長らに聞く | 通販新聞ダイジェスト

富士山溶岩を粉砕して練り込んだ独自素材の肌着を、オリジナル商品として売れ筋商品に育てるべく注力しているカタログハウス。齋藤憶良社長らのインタビューを交えて解説する

カタログハウスが独自開発の発熱肌着の販売を本格的に開始した。体温を吸収して遠赤外線を放射するという富士山溶岩を粉砕して吸湿発熱性の高いレーヨンに練り込んだ素材を協力メーカーらとともに開発し、暖かさを着用後からすぐに実感、持続する特徴があるという肌着や腹巻などを商品化。独自の機能肌着ブランド「フジヒート」として展開する。
「需要が高い機能性肌着市場で戦っていくために社運をかけて開発し、しっかりと競合製品にない特徴を持った素晴らしい商品ができた」(齋藤憶良社長)とし、新聞広告やインフォマーシャルの投下量を増やして新規顧客を獲得しつつ、カタログでも紹介ページを大きく割いて訴求を強化するなどし、中長期的には年間で100億円の売り上げを上げる売れ筋商品に育成していきたい考え。

暖かさに特徴。独自素材を使った「フジヒート」とは
カタログハウスが独自に企画・開発した蓄熱発熱肌着ブランド「フジヒート」は(株)富士山が保管する富士山の溶岩を粉砕機で5ミクロン以下にまで砕き、微粒粉としたものをレーヨンわたなどに混ぜ込み糸にした「フジヒート糸」を主に使って商品化した腹巻やシャツ、スパッツ、レッグウォーマー、靴下などを展開する。

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