大いなる妄想
だれでもできる「未来予想」近い将来、就職の概念はなくなるかもしれない。AIは、人類の過去の過ちから正しい選択をし、世界政治はそれを検証し決定する。人類は、世界のエネルギー、産業資材をトータル管理し、電力や食糧、教育、医療などをすべて無償化した。さらには、家庭単位になにがし、個人単位になにがしかのベーシックインカムが支給されるので、娯楽産業が最大の市場となる。物理的な作業や運搬、販売、介護などはロボットが担い、基本的な生産基盤が整ったために人々は、働きたく成れば、国や地方自治体、各地の団体、企業や農家の求めにしたがって就労することもできる。ときにはカニ漁に出かけ、何日も帰らない日々があっても、危険業務のボーナスがついたりする。採用に関しては、あらかじめ登録しておいた履歴書や職務経歴のプロフィールなどでAIが募集を行い、希望する者から選出する。手続きもシステムが行うので、採用する企業や自治体もコストがかからない。また、家庭内で肉親を介護する場合も、介護スタッフとして給与計算され、支給される。主婦の仕事や育児も労働として扱われ、収入になる。地域のボランティアも、就労とみなす。報酬は自動的に月末もしくは瞬時に行われる。明細を請求すると、労働時間と給料と振込日時がわかるようになっている。カードを必要としない個人認識とIDにより、レジは通過するだけで清算され、社会保険料や税金も自動的に計算され
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