だから、チームをつくるのだ!
プロデュースは、自分だけでなく、目的を共有する仲間がともに行動してくれることで、はじめてカタチになっていく。自分の構想を聞いた第三者が、自分の思惑通り賛同してくれるかどうかは、実際にアプローチして直接確かめるまではわからない。どんなすばらしい構想も、共感してほしい相手が、必ず共感してくれる保証はない。所詮、思考は自分の頭のなかにある個人的な世界であり、シミュレーションは自分で勝手につくりあげた虚構の物語にすぎない。しかし、魅力的な構想には人を動かす力がある。また、どうしてもやりたいという熱い気持ちは、やはり人を動かす力を持っている。共感して高いモチベーションを持って関わってくれる人は、どこかにいる。プロデュースには、構想を実現するために手を結ぶ人々が、プロデューサーの周りに集まってくるときがくる。すばらしい力を持った想定外の協力者が現れることも十分にありうる。チームができれば、実行のパワーは何倍にも何十倍にも増える。これは、本当にダイナミックな、目にみえる転換である。この転換をつくりだすために、プロデューサーは、魅力的なビジョンを掲げ、どんな未来を目指すかを示す。そして、チームをつくるべく、動くのだ。チームは、一人ではできないことを可能にする。「プレゼンがうまくなる」という個人的なチャレンジですら、自分のプレゼンをみて、いいアドバイスをしてくれる人がいるだけで、成果はまったく変わっ
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