メーカー内のCAE活用において、キッチリV&Vを実施してCAEによる定量評価を可能にしたうえで使うという使い方は一部の大手企業を除いて難しいのではないかと思っている。それはV&VをしてCAEで定量評価できるようにすることは理想ではあるものの、そのためにかかる時間とお金を多くの企業(特に中小企業では)では捻出することができないと思っているためである。そのため、私はCAEで定量評価はしないし、社内では決して定量的な議論をしない。極端なことを言うと、CAEで定量評価するという使い方そのものが間違った使い方だと言っている。もちろんこの前提にあるのはV&Vを実施していないCAEにおいて、というのが付くが、、。ではどのようにCAEを活用しているのか。それは設計探査で定性的な傾向や寄与を把握する解析か、現象やメカニズムを把握するための解析のどちらかの使い方をしている。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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